Good Points
着物服の良いところ
- 着物の絹は丈夫。(洋服の絹と違って、着物の絹は打ち込みがしっかりしています。)
- 着ていると体に馴染んできます。
- 風通しが良い。
- 肌触りが良い。
- 絹は日本の気候風土に合っている。
- 季節に関係なく長く着る事ができる。
- 衣擦れの音がするので、風情が出ます。
- 絹の二枚重ねは、とても暖かいので冬でも大丈夫です。
- 昔の人の知恵がいっぱい。
- 意外と弾力性があり、皺になりにくい。
- 天然染料で染めた色は日本人の肌のいろに良く合う。
Delicate Points
着物服のデリケートな点
- 古い着物は弱くなっているのでチェックしてから服にしましょう。
特にボトム類は丈夫な物を選びましょう。 - 従来絹は丈夫なのですが、保管をしっかりとしてないと、腰が弱くな っていたりして、裂けやすくなっていることがあります。
- ずっとタンスの中にしまいっぱなしとか
- 虫が付くのを恐れて通気性の悪い箱の中にしまいっぱなしとか
- クリーニングから戻ってきてもビニール袋に入れっぱなしとか
- 一日着た日は一晩、風を通して(クーラーでOK)しまいましょう。
- 羽織や長じゅばんは、色褪せしやすい。
服にする際、なるべくなら、表には使わないで、ジャケットの裏、コートの裏などで日本人の粋をこっそり裏で楽しみましょう。
Handling Methods
着物服の取扱い方法
Beginとしての対処の仕方
-
どんな布を選べば良いの?
後ろ襟首のところ(衿付けの下)をちょっと濡らして縦横に引っ張って見ましょう。すぐ裂ける布はやめる事です。どうしても、気に入っている布は裏全面に薄い芯を貼って、服にしましょう。もし、服にしてから裂ける部分が見つかったら、共布に両面接着芯を貼って、裏から貼りましょう。柄を合わせれば大丈夫!(ただし、透ける素材はデザインでカバーしましょう。)
-
もし、水染みになったら?
従来、洗い張りをするくらいですから、水も大丈夫!
全部水に浸けて消しちゃいましょう。
ただし、洗ってからのアイロンが問題、自身がない方は、クリーニング屋さんに水洗いを頼むのが良いと思います。
-
もし、しわになったら?
湿気の多い日を待つ。
もしくは、バスルームの湯気の近くに下げておく。(旅行先のホテルで利用すると良いでしょう)
-
洗濯は?
大丈夫です。裏無しの物なら、水洗いできます。
ただし、必ず、お湯ではなく水で洗ってください。
洗った後、形を整えて、きちんと伸ばして、バスタオルの上において、後ちょっとで乾くという時にアイロンをかけましょう。